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これらは、欧米自動車産業において必須となる品質管理手法です。国内自動車メーカでも実質活用されています。
APQPは、新製品開発のプロジェクトマネジメントです。北米自動車産業、フォードモーターが開発し標準化されました。自動車の開発スケジュールに間に合わせるために設計から量産準備を完了させるために必要な活動を網羅しています。
PPAPはAPQPにおいて実施した製品設計から量産準備完了までに行った設計記録、製造工程の量産準備における活動の記録、成果物です。設計の検証、妥当性確認から工程作業標準、設備管理体制が完了したこと示すものです。品質保証部長が保証をする署名を致します。
FMEAは、製品設計、工程設計におけるリスク分析の手法です。ここでのリスクとは、顧客仕様に適合する製品を求められる数量出荷できなくなることです。CPは、設計の結果、工程で管理すべき製品特性、装置パラメータの管理方法をまとめた国内で言うQC工程図に該当するものです。
MSAは、製造工程の検査、試験装置にある測定誤差の分析・評価方法です。定量測定の場合、公差範囲の10%までの誤差を許容します。それ以上は、基本的にその測定装置は使用できません。SPCは、統計的工程管理システムであり管理図、工程能力指数等により管理状態を維持することに用いられる管理手法です。
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